
コムニコで障がい者雇用で働くメンバーに話を聞いてみた。結論、めっちゃ働きやすいらしいです。
コムニコ及びラバブルマーケティンググループで広報を担当している中村緑と申します。コムニコには現在約150名のメンバーが所属しており、その中で、国が定める「障害者雇用促進法」に基づき3名の「障がい者雇用」のメンバーが所属しています(2024年10月時点)。今回は、コムニコで「障がい者雇用」枠で働くメンバーの普段の仕事の様子や働き方についてお話を伺いました。
障がい者雇用枠で働くメンバーのご紹介
大石
2022年4月入社、人財戦略チーム所属。コムニコ初の障がい者雇用のメンバー。聴覚障害をもっている。コムニコの制度のひとつである「部活」に複数所属し、社内メンバーとのコミュニケーションも活発に行う。
立花
2024年10月入社、ビジネスデベロップメント局アカウントマネジメントチーム所属。聴覚障害を持っている。モバイル機器の販売員を経てコムニコに入社。
髙橋
コムニコ・人材戦略チームから、親会社のラバブルマーケティンググループの経営戦略室に出向中。先天性の脳性麻痺による右半身の機能障がいをもつパラアルペンスキー選手。アスリート採用で、大会出場やトレーニングをメインの活動にしつつ、SDGsに関するnote記事の執筆も担当。
コムニコに入社したきっかけは?
立花:
前職のモバイル機器販売の仕事は、休憩が取りづらかったり立ちっぱなしだったりとかなり体力勝負でした。私は聴覚障害の他にもうひとつ心臓の持病があるのですが、その影響で比較的体力がなく、販売の仕事を続けるのは難しいと考えて転職することにしました。
前職も含めて、これまで「障がい者雇用」というのは意識していなかったのですが、かかりつけの病院の先生から、「同じ病気をもっている人は障がい者雇用で働いている人が多いよ」と言われ、それ以降障がい者雇用も視野に入れて、専門のエージェントに依頼してみました。
自分の体力面も考慮して、ワークライフバランスがとりやすい職場環境を重視して探した結果、フルフレックス制度を導入していることなどから、コムニコに入社することを決めました。
大石:
私は聴覚障害の影響で、人が多くいる場所で仕事をしていると、色んな音に紛れて話し声が聞こえにく、酷く疲れてしまうんです。だから自宅で仕事ができるととても助かるなと考えていました。それと、私がコムニコに入社した当時はまだ日本はコロナ禍が明けていなかったこともあり、人混みを避けたい意識も強かったので、リモートワークが可能という点は会社を選ぶ際に重視していましたね。
髙橋:
私はアスリートなので、アスリートの就職支援を専門とするエージェントから、スキーのトレーニングと両立させながら働くことができる会社として、コムニコを紹介していただきました。他にも複数社紹介されていたのですが、一番事業内容に興味をもったのがコムニコだったので、選ばせていただきました。
今はどんなお仕事をしているんですか?
大石:
私は人事アシスタントという立場で、人財戦略チームのみなさんの、採用面接の日程調整とか、新入社員の研修サポート、研修制度を作る際の細かい業務などを行っています。
それと、前職でデザインなどクリエイティブなことをしていたこともあって、採用活動用の資料作成など、人財戦略チーム内の業務でデザインが関わってくるときに、前職の経験を活かして私が担うこともあります。
立花:
私はアカウントマネジメントチームのアシスタントとして、請求書や発注書の申請などの事務作業、コムニコがクライアント企業からいただいたお仕事において、大量の資料の発送業務が生じた際にお手伝いなどしています。
髙橋:
私は、アスリートとしてトレーニングが主な活動ですが、会社のnoteの執筆や講演会開催などを通して、障がい者アスリートへの理解を広めるといったSDGsに繋がる取り組みをしています。

ちなみに、「障がい者雇用」という枠で入社すると、他のメンバーと変わることってあるんですか?
大石:
基本的に、待遇、条件などが変わることは無いですよ。少し配慮してもらう部分はあるかもしれません。例えば、突然体調が悪くなることがあることを考慮した上で、タスクを考えるという感じでしょうか。私なんかは採用面接時に、体力や精神的負担から、できるだけクライアントワークは避けたいということを伝えた上で採用していただいています。でも、働き方や業務内容も特に他のメンバーと変わることは無いですよ。
中村:
この記事を執筆するにあたり、今みなさんにインタビューをさせていただいていますが、障がい者雇用だからといって他のメンバーと業務内容が大きく変わるものではないという認識だったんです。だから正直、「障がい者雇用のメンバーについて紹介する」というお題をもらった時に、「特別に何かがあるわけでもないから、何を聞けばいいんだっけ?」と思っちゃったんですよね(笑)
大石:
そうですよね(笑) おっしゃる通り、正直、特別に何かがあることは無いんです。私たち障がい者雇用のメンバーが特別に扱われることが無くて済むくらいに、働きやすい環境になっているということだと思っています。
逆に、私にとってありがたいこともあります。私は生まれつき聴覚障害をもっているので、相手の口の動きで言っていることを認識することに慣れているんです。リモートワークをしているメンバーが多いと、仕事中マスクをしていない人の割合が多くて、そうするとパソコンの画面上で話し手の口の動きがちゃんと見えて聞き取りやすいんです。
立花:
コムニコは、入社日から3カ月間は基本的に毎日出社をするようになっていますが、私の場合は体力的なところで、週3日程の出社にしてもらいました。こういった配慮はしていただいていますね。柔軟な対応をしていただいて、助かっています。
基本的に自宅で仕事をすることができ、かつフルフレックス制度なので時間の調整がしやすいというのも、前職と全然環境が違って、感動してます。縛りがあまりない環境なので、通院をしたい際や少し体調が良くない時でも有休にせず、出社時間を調整して働くことができることに助かっています。
現在のコムニコの働き方にとても満足されている様子ですね。他にも、あったらいいなと思う制度とかありますか?
大石:
人財戦略チーム所属なので、働き方の制度について考えることはよくあるのですが、「もっとこうしたい」「あの制度が欲しい」というのが思いつかない程、今すごく制度が充実していると感じています。コムニコの従業員数がもっと増えたら、それだけ障がい者雇用の人数も増えていきますが、例えば今後、私なんかよりももっと重度の障がいを持つ方を迎えるとなると、そういった方のための制度を新たに作る必要が出てくるかもしれません。そういう対応はぜひやっていきたいと思います。現在だと、正直「働きやすさ」の面で不足していると感じることが無いですね。
さいごに、みなさんが今目指していること、今後コムニコで叶えたいことなどを教えてください!
大石:
私は入社1年目の時に、ありがたいことに「新人賞(※)」をいただきました。とてもうれしかったのですが、私としてはまだまだ未熟な状態で受賞したので、「本当に今の私が賞をいただいてもいいのかな??」とも思ってしまったんです。だから今度は、もっと成長して「ベストスタッフ賞(※)」をいただけるくらいに活躍をしたいと思っています!
立花:
私はまだ入社して間もない時期ですが、前職とは全然違う仕事なので教えていただく業務全てが新鮮です。アカウントマネジメントチームのアシスタント業務にも少しずつ慣れてきましたが、何でも任せられる存在になれたら良いなと思っています。「立花にお願いすれば大丈夫」みたいな、みなさんにとって頼もしい存在になれるように頑張りたいですね。
髙橋:
僕は、「障がい者」という存在を世の中にもっと広める活動を今後もやっていきたいです。僕自身がこれまで、僕以上の重度の障がいをもったアスリートと接する機会が多くあったのですが、そういう方への理解とか、多様性の社会を実現させるためにも講演会の実施などで情報発信をしていきたいです。
大石さん、立花さん、髙橋さん、ありがとうございました!
今回は「障がい者雇用」枠で入社したメンバーにフォーカスを当ててみましたが、みなさんがおっしゃる通り、コムニコでは雇用形態に関わらず各メンバーが同じ制度のもと働いています。あらゆる方が各自の能力を発揮できるよう、多様なサポート制度を考え導入してきました。
コムニコは、今後もメンバーを増やし企業規模を大きくすることを見据えているので、それに伴い障がい者雇用のメンバーも増えることになります。これからも様々なメンバーが活躍できる環境づくりに努めますので、ぜひご期待ください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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