首都圏と地方での勤務経験を持つエンジニアに「働き方」をインタビューしてみた
こんにちは。コムニコの人財戦略チームで人事を務める中村です。
今回はコムニコのエンジニア職の働き方に関して、地方と首都圏での勤務経験を持つお二人へのインタビューを通じて、実態をお届けさせていただきます。
■メンバー自己紹介
―まずはお二人の入社時期、現在の役割、入社してから現在までの働いてきた場所をお伺いできますでしょうか。
尾下:2020年4月入社で、現在はエンジニア職、UI/UXデザイナー職が在籍する開発チームのマネージャーを務めています。主な業務としては、開発組織の生産性を上げるための仕組みづくりやエンジニア職の採用、開発メンバーと一緒に仕様作成や実装などを行っています。入社後から神奈川に住んでいましたが、24年7月中旬に出身の福岡に引っ越し勤務しています。
濵中 :2022年10月入社で、主な業務としてはautouの機能開発や保守運用、他メンバーのレビュー業務を担っています。入社当時出身の石川県に住んでいましたが、6月から埼玉に引っ越し勤務をしています。
■エンジニア職の現在と今後の働き方
―エンジニア職の現在と今後の働き方に関して、教えていただいてもよろしいでしょうか。
尾下:開発チームでは2週間に一区切りのスクラム開発を行っており、2週間ごとに計画、振り返りを行っています。現状は週1回チームで合わせた出社推奨日を設け、出社できる人はなるべくその日程で出社し、スクラム開発状況の共有などを行い、それ以外は基本リモート勤務で業務を行っていました。
現在、会議を入れて連携をとる同期的なコミュニケーションを意図的に行っている部分がございますが、今後テキストベースなど非同期的なコミュニケーションも増やしていき、より働く場所、時間に縛られない環境にしていきたいと考えております。
また現状出社日でも会議で予定が埋まり、対面ならではのちょっとした雑談や、カジュアルなコミュニケーションをとりにくいため、出社日を減らしてでも、出社日には対面でしかできないコミュニケーションを増やしていきたいと考えています。
―週1出社奨励の働き方から今後さらに柔軟な働き方ができるチーム作りに移行するように検討されているのですね。いつ頃からこのような働き方に移行していこうとお考えなのでしょうか?
尾下:まだ明確にルールやタイミングが決まってるわけではないのですが、期が変わる24年11月に向けて検討を進めています。
メンバーにより出社したい頻度は変わると思いますので、今よりも強制力を減らしたような形でそれぞれのライフサイクルにあった働き方ができるような形にしていきたいと考えております。
■首都圏と地方在住時の実際の働き方
―お二人の首都圏、地方在住時の実際の働き方・出社頻度はいかがでしたでしょうか?
尾下:神奈川に住んでいた24年7月上旬までは、週1出社をベースに、面接など出社が必要になる際は、週2出社をしていました。24年7月中旬に福岡に引っ越してからは、月1回東京オフィスへの出社を想定しています。
―濱中さんはいかがでしょうか?
濵中:金沢在住の際は、月に1〜2回東京オフィスに行き、週に数日の出社をしていました。24年6月に埼玉へ引っ越してきてからも、出社頻度はあまり変わっておらず、月に2回ほどスクラム開発のサイクルでチームで出社日を合わせる木曜日に出社することが多いです。
■首都圏と地方での働くメリット
―首都圏と地方両方での勤務経験を持つ、お二人だからこそ感じたそれぞれのメリットはございますでしょうか?
尾下:首都圏で働くメリットとしては、気軽に出社できる点ですね。チーム内での連携のみであれば、リモート勤務でも問題ないと思います。
私の場合はマネージャー業務で、他部署との確認や連携などが必要な場合は、出社していた方が同期的にコミュニケーションを取る機会が自然に発生し、業務が円滑に進んでいたと思います。
一方で地方での働き方の場合、私は出身の福岡に引っ越したため、家族との物理的距離が近くなり、お互いの生活を支えあえる環境になったことはメリットの一つだと思います。
―それぞれの働き方でメリットがありそうですね。濱中さんとしてはいかがでしょうか?
濵中:メンバーとして開発業務を進める上では、地方在住でリモート勤務が多い中でもコミュニケーションで困った場面は少なかったかなと思います。というのも、他部署の中でも良く連携するデザイナーチームやグロースチーム(自社ツールの営業チーム)とは、メタライフというボイスチャットツールでリモート勤務時も気軽にコミュニケーションを取ることができる環境にあるためです。
開発業務をする上では首都圏、地方にかかわらず、リモート勤務が多いことは集中して業務に取り組むことができる環境である点でメリットだと思います。
地方から首都圏に引っ越してきて感じたメリットとしては、チーム内での交流のしやすさがあると思います。実際に私が首都圏に引っ越してきてから、エンジニアチーム4人でサウナに行きました。こういった交流を頻繁にしていたわけではないですが、気軽にオフラインの交流ができるのは住んでいる地域が近いからということも大きいかと思います。
―エンジニアチーム4人でサウナに行かれたのですね!最近首都圏でもサウナの場所も増えブームになっているので、すごくいいですね!どういったキッカケで行かれたのですか?
濵中:今回に関しては、私が首都圏に出てきたタイミングで、メンバー間で行こうという話になり行きましたね。個室のプライベートサウナだったので、とてもいいサウナでした!
話は戻りますが、地方在住の際に少し大変だったことは、出社する際は物理的な距離があるので、移動の大変さがあると思います。
尾下:確かにそれはあるかもしれないね。
新幹線の中で業務もできるものの、トンネルだと電波が切れてしまうことなども発生するので、電波が必要な業務の際はやりづらさを感じるかもしれません。
―遠方から東京出社の際、長距離移動になるとどうしても人によっては、大変さを感じてしまう部分は出てきそうですね…。
■エンジニアチーム内でのコミュニケーション
―エンジニアチーム内でのコミュニケーションの取り方や頻度はいかがでしょうか?
尾下:基本在宅時は先ほど濱中君が話したように、メタライフを導入し同期的コミュニケーションを取っています。非同期的なコミュニケーションであれば、Teamsを使用し連携をしています。
また定期的にエンジニアチームの中で技術勉強会を定期的にオンラインで実施したり、ナレッジ共有会でメンバー同士が新たに発見した良い事例などを共有することで、知識スキルの向上や業務効率化を組織的に図るようにしています。
■コムニコへの入社を検討する方に求めたい働き方に対する考えとは?
―最後に、コムニコへの入社を検討する方には、働き方に関して、どのような考えをお持ちいただきたいでしょうか?
尾下:ここまでのインタビューを通じて、開発業務に関してはリモート勤務でも問題ないと話し、リモート勤務でも問題ない環境に寄せていきたいと考えていますが、会社としても、エンジニアチームとしても、対面でのコミュニケーションの重要性も感じております。
エンジニアの場合、普段の業務はリモートで問題ないとは思いますが、月1回程度は出社して、メンバー間での対面コミュニケーションを取り、関係構築した上で業務を進められる方だと、チームにもマッチする印象をもっています。
―尾下さんが仰った通り、コムニコでは対面でのコミュニケーションも大事にしているので、在宅勤務、リモート勤務のどちらかではないと難しい方ではなく、どちらの環境でも業務パフォーマンスが出せる方ですね!
■終わりに
エンジニア職の働き方の実態をお二人にインタビューしましたが、エンジニア職という業務特性上、業務に集中できるリモート勤務を増やしつつも、対面でのコミュニケーションの重要性も考えていらっしゃる部分が伝わってきました。
エンジニア職でコムニコに興味をお持ちいただける方はぜひこちらをご覧ください。
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